
MR:大洋薬品の高山工場では、より安全性の高い製品生産のために各種最先端設備を投入しています。中には国内初、世界規模でも数台といわれる設備を有していたり、生産性を高めるためのオリジナル設備を開発するなど、ハイクオリティな製造・販売をめざしています。

医師:─具体的にはどんな技術や設備がありますか?
MR:医療機関でも注目されているプレフィルドシリンジ製剤
プレフィルドシリンジ製剤
注射器に事前に薬液を注入した製剤です。看護師の作業工程を削減し、作業効率を改善すると同時に、注射器への入れ替えによる医療過誤の発生を防ぐことができるとして注目される剤形です。に関しては、積極的に研究開発・製造を進めており、現在、当社ではシリンジ製造から行っています。資材製造を行う医薬品メーカーは少なく、これにより、さらに高い安全性と低コスト化を図っています。またプレフィルドシリンジ製剤は無菌製剤ですから、バリア・アイソレーターシステム
バリア・アイソレーターシステム
アイソレーターとは、作業者との接触を避け、機械の周りを限りなく小さく囲い、その中を高度な清浄度に保つ装置です。アイソレーターを用いたバリア・アイソレータシステムは、最大の汚染源である人の関与から完全に隔離し、無菌製造に必要なエリアを可能な限り小さく囲い、清浄度と無菌性を飛躍的に高めた生産方式です。を採用し、薬液の調合から充填、検査、包装までをすべてオートメーション化しています。
医師:─省人化を図っているのですね。
MR:はい。医薬品の製造に関しては、人が最大の汚染源となります。省人化を図ることで、よりクオリティの高い製品生産が可能になりました。
医師:─しかし高山工場にも600人程の従業員がいると聞きましたが・・・。
MR:技術開発員やオペレーターの他、人が必要な部分として最も重要視しているのは「目視検査」です。凍結乾燥製剤や粘度の高いシリンジ製剤など、機械では測定不可能な製剤に関して、熟練検査員による目視によって全数検査を行っています。
医師:─全数ですか!大変な作業でしょうね。
MR:こうした高品質へのこだわりの原点となる最新鋭の製造設備や生産技術・ノウハウが認められ、現在では他社の医薬品メーカー56社から215品目の受託生産を請けています。当社が本格的に受託事業に参入したのは1998年ですから、約10年で飛躍的に成長したと言えると思います。
※画像はモデルです。実際の病院、医療従事者、患者とは関係ありません。