「ジェネリック医薬品」の信頼性や将来は?

ジェネリック医薬品の普及には信頼性が不可欠だと思いますが・・・

そのために最先端技術での製造、幅広い情報提供を図っています

─最近では、ジェネリック医薬品は今後の医療において重要なポジションを担う医薬品であると考えている医療従事者が増えています。しかし、やはり医薬品は人の生命に関わるもの。医師として、処方には確固たる信頼性が不可欠だと思います。

先生のおっしゃることは当然でしょう。そこで私たちは医薬品メーカーとして、製品の安全性の高さはもちろん、製品の情報も医薬品の価値であると考えています。工場では最先端技術による製造を行い、よりクオリティの高い製品生産を。また幅広い情報提供によって、医療機関とのコミュニケーションを深めて、医薬品メーカーとしての信頼性も高めています。

─なるほど。しかしまだまだ日本では一般的でないような気がしますが・・・。

確かに、日本におけるジェネリック医薬品は品目数は多いものの、数量ベースでのシェアは16.9%に留まっています。

─一方でアメリカなどの医療先進国では50%以上のシェアを占めているとか・・・。

そうですね。特許が満了すれば、その新薬が持っていた市場の80%以上がジェネリック医薬品に替わる医薬品もあるほど、欧米では非常に高い評価を受けています。しかし、アメリカも20〜30年前は現在の日本と同じ状況でした。

─そうなのですか?

アメリカでも、ブランド志向が根強く、ジェネリック医薬品の信頼性が低かった時代がありました。ところが1980年代にアメリカ政府がジェネリック医薬品の使用率向上は国民のため、ひいては国のためという強い信念に基づき、ジェネリック医薬品の積極的な消費者啓発を行ったのです。

─日本では、これまでジェネリック医薬品の使用を促す仕組みがありませんでした。

しかし、WHO(世界保健機関)も使用推進を提唱しており、ジェネリック医薬品の活用は世界の常識となりつつあります。日本でも、処方せん様式の変更処方せん様式の変更
2006年4月から、処方せんに“後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更可否”を記入する欄が設けられ、医師が可として署名すれば、患者さんの意思で新薬またはジェネリック医薬品を選択できるようになりました。
など、ジェネリック医薬品の使用を促進する政策が打ち出されています。

─今後はジェネリック医薬品の使用が増加していくと予測されますね。

それ故に、ジェネリック医薬品メーカーに課せられた使命は大きいと考えています。

※画像はモデルです。実際の病院、医療従事者、患者とは関係ありません。